2010年8月31日火曜日

信託保全

FX会社選びでもうひとつ忘れてはいけない点があります。

それは信託保全をしているかどうかです。


信託保全とは簡単に言うとFX会社が倒産した際に顧客の資産が守られる仕組みです。
なので信託保全が100%実施されていないと自分の財産が守られない場合があります。

規制の改正で信託保全が義務付けられるようになったのでおそらく大丈夫ですが、
念のため確認したほうが良いでしょう。

2010年8月30日月曜日

FX業者選び

ここまでFX取引をするために最低限必要なことを説明してきました。

まだまだ色々ありますが、ひとまずはここまで覚えていれば大丈夫だと
思います。

次はFX業者選びを進めたいと思います。
FX業者選びもかなり重要になってきます。

世の中に意図的にレートを動かしたり、
ぜんぜん注文が成立しない業者もあるようなので。。


選ぶポイントは

① 信頼できる業者かどうか→有名な会社ならとりあえず安心でしょう。
② スプレッドの値→基本的にはスプレッドが狭いほうが有利です。
③ 手数料→無料のところが多いです。積み重なるとかなりの金額になります。
④ 取引システム→モバイルへの対応やシステムの安定性なども重要です
使ってみなければわかりませんが…


よさそうな業者を紹介して行きます。
その内比較ページを作ろうと思います。

2010年8月29日日曜日

外為天気予報

この前雑誌を読んでいたら、
収益を上げているトレーダーが良く使っているサイトとして、
「外為天気予報」というサイトがしょうかいされていました。


このサイトとは3時間後の相場を天気マークで表して表示するサービスです。
使えるかどうかはトレードスタイルによるので、なんともいえないですが、
他の人の予想が分かりやすいてんは良いと思います。


気が向いたら見てみてください。

2010年8月28日土曜日

スワップポイント

スワップポイントとは、取引する2通貨の国の金利差のことを言います。

高金利通貨を買って、低金利通貨を売れば差し引きで金利差を受け取り、逆の場合は金利差を支払うことになります。スワップポイントとは、その受け取り金利差と支払い金利差を1日あたりで示した数字です。


以前は日本が低金利で、ユーロやアメリカは金利が高かったためスワップポイント狙いで
取引をしてもある程度の収益が見込めました。

現在ではオーストラリアが高いくらいで、
他の通貨は以前ほどの魅力がなくなってしまいました。

2010年8月27日金曜日

円高・円安

いまさらですが…
円高・円安について説明します。


FXを始める人にとってはこの時点でも既にややこしいかも知れません。
私も最初は理解できませんでした。

円高というのは他通貨に対して円が高いということ。
他国の1通貨との交換に必要な円が減少します。

① 1ドル=120円
② 1ドル=100円

上記の例だと、②の方が1ドルが20円安くなっているので、
円高になったといえます。

円安はその逆です。

普通に見ると②方が1ドルが安くなっているので円安と思ってしまいますよね。
(私だけかもしれませんが…)

2010年8月26日木曜日

セット注文

特殊な注文方法について説明します。

・ IFD注文
新規注文と同時に、仮にその新規注文が成立した場合に有効になる決済注文をセットで出せる注文方法です。
この注文方法の良いところは新規で注文を出したのを忘れて決済しなかったために損失が膨らんでいたなんてミスが防げるところです。

・ OCO注文
2種類の指値注文を同時に出しておき、いずれか一方の新規注文が成立したら、自動的にもう片方がキャンセル になるという注文方法です。

・ IFO注文
IFDとOCOを組み合わせた注文方法です。


ちょっと複雑なので、良く覚えてからチャレンジしたほうが良いでしょう。


注文方法の名称はFX業者によってことなる場合もありますが、
だいたい同じ注文方法を選択できるところが多いと思います。

2010年8月24日火曜日

成行注文と指値注文

まずは分かりやすい注文方法からご説明します。

成行注文
この注文方法は、レートを指定せず
注文が成立する瞬間のレートで取引されます。
為替は値動きが大きく瞬間的に大きく動いてしまう場合もあるので、
特に経済指標発表時などは注意が必要でしょう。


指値注文
コチラは成行注文とは逆で取引したいレートを指定して取引します。
思わぬ高値・安値での取引という危険性はありませんが、
なかなか注文が成立しないなどのデメリットもあります


上記の2パターンがスタンダードで分かりやすい注文方法だと思います。
他の方法はちょっと分かりづらいので、難しいと思う方は、
これだけで大丈夫だと思います。

2010年8月23日月曜日

注文方法

FXには、というか最近は色々な注文方法が出てきました。

数年前にカブドットコムが逆指値の注文方法をリリースしてから、
いろいろなところでも出来るようになりました。

(もっと以前からあったのかもしれませんが。)


FXの注文方法についても色々あるので難しいと思う方は無理しなくても大丈夫です。
個人的な感想をいえば、中途半端にシステムに依存して半自動売買するなら、
システムトレードを取り込んだほうが良いと思います。


よくある注文方法は以下の通りです。

・ 成行注文
・ 指値注文
・ IFD注文
・ OCO注文
・ IFO注文

注文方法の詳細についてはちょっと紛らわしいので分割して説明します。

取引レート

いまさらですが取引レートについてです。

レートに表示されるBidというのが売りのレート、Askというのが買いのレートです。
BidとAskの差がスプレッドです。

何で差があるのかというのは以前のご説明しましたが、
なれない方はこのレート見方からなれる必要がありますね。

今回までの知識で普通に取引するための知識は十分だと思います。
これからは少し入り組んだ注文の出し方などを書いていきます。

ボリンジャーバンド

今回はボリンジャーバンドについてです。
聞きなれない方も多いと思いますが、
結構使えるので見方を覚えるといいと思います。

上昇中の移動平均線より値段(ローソク足)が上に位置している上昇トレンド期は、上限線が上値の目安、移動平均線が下値の目安とします。
下降中の移動平均線より値段(ローソク足)が下に位置している下降トレンド期は、移動平均線が上値の目安、下限線が下値の目安とします。
値段(ローソク足)が下値支持線または上値抵抗線を、下から上に抜けたときが買い、上から下へ抜けたときが売り時の目安にします。

絶対ではないので注意が必要です。

2010年8月19日木曜日

その他の指標

そんなに使用しない(個人的にですが)指標をいくつか紹介します。

相対力指数
何を用いた数値かなぞなのですが、ストキャスティクスと同じイメージです。

ディレクショナル・ムーヴメント
これも何の数値か良く分からないのですが、
大雑把にいうと2本の線があって交差点がポイントとなります。

MACDトレーディング・メソッド
この指標も2本の線があって、その交差点がポイントです。

順位相関係数(RCI)
一定の基準値からの乖離率を示します。

一目均衡表
これはプロの方が良く使っている気がします。
ただ初心者には分析が難しいと思います。


以上、役に立つのだと思いますが個人的にはあまり使用しない指標でした。
単体で見るよりローソク足との組み合わせでみれるものの方が、
分かりやすく分析しやすいと思います。

エンベローブ

あまりポピュラーじゃないですが、
エンベローブというのもあります。

一定の期間の平均を取り、2本の線で形成されています。
上の線に近いほど直近の上限に近く、下の線に近いほど直近の下限に近い状態です。
なので、エンベローブ付近ではトレンドの転換点となりやすいです。

しかし、突き抜けていく場合も多いので注意が必要です。 

あまりポピュラーじゃない指標は、次回で簡単に紹介します。

2010年8月18日水曜日

ストキャスティクス

ストキャスティクスとは、買われ過ぎ、売られ過ぎを示す指標です。0~100(%)で表わされ、価格がある一定のレンジ内で動くときに有効です。
ストキャスティクスの数値は、100%に近いほど買われ過ぎ、0%に近いほど売られすぎを示しています。
売買の目安とする時の基本は、ラインの70%以上30%以下に注目する。特に85%以上に位置した場合が売りサイン、15%以下となった場合が買いサインのの目安になります。
しかし、レンジ内の値動きではなく大きなトレンドが形成される場合には弱いという欠点があります。

ローソク足チャートにトレンドラインを引く

トレンドとは値動きの傾向のことをいい、このトレンドをつかむためにトレンドラインを引きます。
引き方は、ローソク足の2つ以上の山の頂点(高値)、または2つ以上の谷の底(安値)を直線で結ぶだけ。
上昇トレンドの場合は、安値と安値を結んだ線を引きます。これを「下値支持線」といいます。
下降トレンドの場合は、高値と高値を結んだ線を引きます。これを「上値抵抗線」といいます。
また、相場が変動しないときは、トレンドラインは水平に引きます。このような状態を「レンジ相場」といい ます。

移動平均線

今回はチャートのうち、移動平均線についてです。

移動平均線は、相場のトレンドを読むために考えられた方法で、一定期間の為替レートの終値を線で結んだもので、チャート上に引かれた曲線のことを指します。

短期トレンドを知るためには短期の移動平均線、長期トレンドを知るためには長期の移動平均線を分析します。
活用方法としては、まず移動平均線の傾きを見ます。
右肩上がりなら相場は上昇傾向で、右肩下がりなら相場は下落傾向と考えられます。

次に、移動平均線とローソク足の位置に着目してみます。
ローソク足が移動平均線より上にあれば相場は上昇傾向、
下にあれば相場は下降傾向にあると判断します。

また、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜けると上昇すると考えられるゴールデンクロス、
逆に上から下に突き抜けると下落すると考えられるデッドクロスがあります。

あくまでの目安なのでこれを信じきることは危険です。。

2010年8月15日日曜日

チャートの基本

為替を見るチャートのうち時間ごとの値動きを見るのは
ローソク足表示とティック表示があります。

ティックはただの折れ線グラフで、
ローソク足はその名の通りローソクのような形のグラフです。

良く使うローソク足について説明します。


ローソク足は次の4本値で形成されます。
その時間の最初についた値段を始値、その時間の最後についた値段を終値、
その時間でいちばん高くついた値段を高値、その時間でいちばん安くついた値段を安値といいます。
始値より終値が高くなれば白い四角の「陽線」になり、
逆に始値より終値が安ければ赤い四角の「陰線」となります。

ローソク足は移動平均線などと組み合わせることにより、有効に使うことが出来ます。

2010年8月14日土曜日

チャートについて

チャートについです。


株取引がはやったときもチャートの話はよく出ていたので、
知っている方も多いと思います。


どんなチャートを使うかは人それぞれだと思いますが、
種類や見方などは株取引チャートとあまり変わりません。

種類はかなりいろいろあるのですが、
特によく使われるのはローソク足と移動平均線だと思います。

そのほかには一目均衡表やエンベロープ・ボリンンジャーバンドなど。

今のレートが一定の期間内の値動きのなかでどれくらいの位置にいるか
判断するための指標としていろいろな種類があります。

次回からは各種チャートの詳細について書いていきたいと思います。

2010年8月13日金曜日

為替変動要因

為替の変動要因についてです。


変動要因として考えられるのは、

・対象通貨の国の経済状況(ファンダメンタルズ)
→現在の財務状況や毎日のように発表される各種指標を元に判断される経済状況が影響

・投資家の取引による変動
→多くの投資家がいるためチャートなどのテクニカル(チャートなど)要因で判断され、
巨額の資金を持つ投資家などの思惑などで左右されてしまう場合もあります。


ファンダメンタルズについては市場の状況によって大きなインパクトがあったり、
あまり影響がなかったりとまちまちです。
なので何が重要とはあまりいえませんが、
経済状況を判断するのに重要な指標、特にアメリカやユーロ圏の指標は他通過へも影響がでます。


テクニカル要因はチャートの見方を学べばある程度わかります。
いろいろな分析をして自分なりのルールを作る人が多いようです。

各国の要人の発言や発表される指標によって大きく動くこともありますが、
通常ではテクニカル要因を確り学ぶことが重要になります。


次回からは何回かに分けてチャートの見方などについて書いていきます。

2010年8月12日木曜日

スプレッド

FX関係でスプレッドって聞いたことありますか?

最近ではFX業者が他社との差別化のためにスプレッドをアピールしていたりするので
聞いたことがある人も多いと思います。


でもスプレッドってなに?って人のほうが多いのではないでしょうか?


スプレッドのことを簡単に説明すると現在のレート(現在の値段)の売値と買値の差のことです。

FXは売る場合と買う場合で異なるレートになっています。
この差分のことをスプレッドというのですが、
多くの人は何で売値と買値が違うレートなのか気になったと思います。



くりっく365をのぞいてFXは店頭取引ととなっているので
FX業者は顧客が取引をするのに合わせてカバー取引をしています。
このカバー取り引きと顧客の取引とのタイムラグによるレート変動のリスクがあります。

たとえば顧客の取引のとカバー取引間に値上がりしてしまったら、その値幅分はFX業者が補填
することになってしまうのです。。

このリスクヘッジの為にスプレッドが存在しています。

最近は取引システムの精度が向上していて、スプレッドはほとんどFX業者の利益になっているのですが。。

2010年8月7日土曜日

証拠金とレバレッジ

"今回は証拠金とレバッレッジについてです。



証拠金とは取引をする際に取引金額の一部を預け入れるお金のことです。
この取引金額に対する証拠金の割合をレバレッジといいます。

取引金額の10%ならレバレッジ10倍
取引金額の5%ならレバレッジ20倍


というように取引金額に対する証拠金の割合が下がるほど
レバレッジは上がり、より大きな金額で取引できるようになります。


よくレバレッジとは何かを説明するときに”てこ”の意味ですという説明がありますが
よくわからないですよね?
FXでてこ?みたいになると思います。

深く考えてしまう人はここで???となってしまいますよね

簡単にいうとレバレッジとは証拠金比率の名称です。


次回はスプレッドについて書いていきます。"

2010年8月6日金曜日

いまさらですがFXとは?

初心者の方はFXということばを聞いたことがあっても詳しく知らないと思います。
なんだか儲かっている人がいるようだとか、あぶないらしいとかその程度の人も多いはず。

よく、FXとは外国為替証拠金取引のこという説明がありますが、これでは為替に関係するものだとわかっても、
普通の人は何がなんだかわからないと思います。
特に証拠金取引という部分が分かりにくいのではないでしょうか?
金融取引をやったことのある人は、株取引の信用取引とか商品先物などとほとんど代わらないので
すぐにわかるかと思います。

でも、そういう経験のない人にはわかりにくいですよね。
簡単に言うのは難しいのですが、要は取引金額の一部を預ければ取引が出来る仕組みです。
何でそういうことが可能かというと、たとえば100万円取引したとして、10%のマイナスになった場合、
損失は10万円です。この場合FX会社は10万円さえ預かっていれば、その顧客がお金を払わなかったとしても
損失にはなりません。

なので、10万円預かれば100万円分の取引してもらっても大丈夫なわけです。
でこの10万円が証拠金というわけです。

証拠金については次回に書きたいと思います。

araこのブログについて

2010年8月4日水曜日

レバレッジ規制

レバレッジ規制が変更されました。

もともとギリギリでやっていなかったので個人的にはあまり影響はありません。

各社の対応としては法人口座はレバレッジを維持して、
個人向けには証拠金維持率を引き下げているところが多いようです。

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